フロスの大切さ♪
こんにちは(^^♪
名古屋市北区と東区の境目
尼ケ坂にある「こはるファミリー歯科」Hです☆
早速ですが、みなさんは歯を磨くとき歯ブラシ以外の用具を使って歯を磨いていますか?
今回は、用具の1つでもあるフロスについてお話していきたいと思います。
患者様の中には、どうしてフロスを使わなければいけないのかと疑問に思っている方も見えると思います。
しかしながら、実際には歯ブラシで磨いただけでは歯と歯の間は十分に磨けてないことがあり、歯垢や食べかすが残ってしまうのです。
もちろん蓄積を重ねると、むし歯や歯周病の原因にも繋がります。
歯ブラシによる歯磨きだけでは、歯と歯の間の歯垢の61%しか除けなかったのに対し、
フロスを併用すると79%まで除去することができます。
フロスを今まで使用していなかった人が継続的に使用するには、負担を伴うと思います。
毎日必ず使用するといった負担は避け、時間のとれる休みの日などを利用し、
まずは使用してみてください!
歯ぐきに炎症があると、使用始めの頃は出血することがありますが、
使用することで徐々に出血が減少し、
歯肉の引き締まりの効果を実感していただけます。
正しいフロスの使用方法をご説明していきたいと思います。
基本となるフロスの持ち方
慣れるまでは、鏡を見ながらあせらずゆっくりと行ってください。
1.フロスを約40cm程(指先からひじまで)の長さに切ります。
2.フロスの片側を左手中指に2~3回巻きつけます。
3.さらに両手の間隔が10~15cmになるように右手中指に残りの部分をはずれないように巻きつけます。 (※女性は10cmくらいがお勧めです。)
4.両手の親指と人差し指でつまんでピンとはります。このとき指の間は、1~2cmはなしてください。 (※短めにもって、ピンとはることが大切です。)
上の前歯
[持ち方] 左もしくは右手の親指ともう一方の手の人差し指で上向きにフロスを押さえます。
上の奥歯
[持ち方] 両手の人差し指で上向きにフロスを押さえます。
下の奥歯
[持ち方] 両手の人差し指で下向きにフロスを押さえます。
挿入の仕方
片方の手の指を歯の外側に、もう片方の指は歯の内側に入れます。
歯と歯の間に斜めにスライドさせながら、前後にゆっくり動かし、一度歯ぐきの下あたりまでゆっくりと引き下げます。
歯と歯茎のは歯垢が溜まりやすい場所なので掻き出すようにフロスを動かしてください。 (※糸をピンと張っていなかったり、力まかせに無理に挿入してしまうと、歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあります。)
次の歯と歯の間を清掃するときは、使用した部分をずらして、
新しい部分で同じ操作を繰り返してください。
また、フロスは乳歯にも必要です。
3歳未満で前歯の隙間が認められない場合は、むし歯のリスクが高いので
こども用のフロスを使用してください。
3歳以降では、乳臼歯部(子どもの歯の奥歯)のむし歯リスクが高くなるので、
歯ブラシだけでなく、フロスの使用をオススメします!
ご不明な点がございましたら、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい(^^)/