正しい手洗い方法について
こんにちは!
名古屋市北区、東区の境目にある「こはるファミリー歯科」です(^^♪
今回は、感染予防についてお話させていただきます。
現在、世界中で新型コロナウイルスが蔓延し、日本では緊急事態宣言が解除されましたが、自分自身でいかに感染予防ができるかがカギとなります。
感染とは、ウイルスが身体に侵入し、身体の組織内で増殖することを言います。
感染源・感染経路・感受性宿主の3つの要因が揃うと感染連鎖と言い、
感染連鎖が成立することで感染症となります。
感染症には2つの感染が存在し
発症すれば顕性感染、発症しなければ不顕性感染と言います。
ウイルスに対して身体に備えている免疫力が異なるので、感染しても必ず発症するとは限りません。
発症していないだけで感染しているかもしれないのです。
感染経路には、飛沫感染・接触感染・空気感染があります。
それぞれの感染の仕方に対して対応する予防策を
感染経路別予防策と呼ばれています。
多くの歯科医院では、
感染症の危険性を高めないためにも感染連鎖を防いでいます。
具体的な一例として、手洗いを実施することで
「感染しない・感染させない・汚染を広めない」に繋がります。
正しい手洗いの方法
抗菌せっけんを使って、1回につき15秒以上行います。
① 手のひらを軽く合わせ、指先と手首を流水下で一直線にする
※手のひらで水を受け止めると飛散しやすくなるため、気をつけてください
②抗菌せっけんを適量採る
※手首まで洗える量が必要です
③指先は念入りに擦り洗う
※指先や爪の間の細かいところは意識しないと十分に洗えません
④親指を手のひらで包み、回しながら洗う
※親指は洗い残しが多いため、もっとも注意を要します。人差し指は指を折り曲げながら同様に洗います
⑤手首を握りまわしながら洗う
⑥流水でしっかりすすぐ
クインテッセンス出版株式会社 2020年4月号より
今後もしっかりと予防していきましょう!!