いびき(-_-)zzz
こんにちは(^^♪
名古屋市北区・東区の境にある尼ケ坂駅から徒歩4分にある
「こはるファミリー歯科」Hです!
今回は『いびき』について、お話していこうと思います。
『いびき』の原因としては、鼻内疾患・扁桃肥大・アレルギー性鼻炎・小顎などがあり、『いびき』は上気道の通気性が悪くなることで引き起こされる閉塞性睡眠時無呼吸症候群のサインと考えられています。
現在、閉塞性睡眠時無呼吸症候群が、子どもにも急増していると言われています。
子どもの場合、閉塞性睡眠時無呼吸症候群によってもたらされる睡眠不足のために、成長の阻害や学業成績不振、攻撃的な行動を起こすことが考えられます。
子どもの頃は気付かなかったとしても、成人後に深刻な症状に発展する可能性もあり得ます。
睡眠の大切な役目は疲労回復といわれており、子どもにとって重要な生活の一部分を占めています。
一般的に子どもの『いびき』はひどくなっても呼吸が止まることはありませんが、大量の酸素を必要とする子どもは、気道を広げる筋力が強く、えび反り姿勢やうつ伏せ寝、横向き寝などをして気道を確保しようとします。
単にいびきだけでは診断されませんが、お子さまの『いびき』が気になるようであれば、一度歯科医院でご相談ください。
大人の場合、睡眠時に何らかの原因で呼吸が止まったり(無呼吸)、呼吸が細くなったりする(低呼吸)ことで
質のいい睡眠をとれなくなり、日中に強い眠気に襲われ日常生活に障害をおこすことがあります(睡眠関連呼吸障害)。
対策の一つとして、就寝時に口腔内装置をつけることもあります。いびきの軽減や無呼吸症候群に用いられる装置であり、睡眠時に下あごが前に出ることにより、気道を確保するので、呼吸が楽になる装置です。
装置は保険適応にもなっており、気になる方はお気軽にご相談下さい。
2014年に厚生労働省から睡眠指針が出されております。ご参照ください。
【健康づくりのための睡眠指針2014 睡眠12箇条】
① 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
② 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
③ 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
④ 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
⑤ 年齢や季節に応じて、昼間の眠気で困らない程度の睡眠を。
⑥ 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
⑦ 若年世代は夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ。
⑧ 勤労世代の疲労回復・能力アップに、毎日十分な睡眠を。
⑨ 熟年世代は朝晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠。
⑩ 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
⑪ いつもと違う睡眠には、要注意。
⑫ 眠れない、その苦しみを抱えずに、専門家に相談を。
クインテッセンス株式会社 歯科衛生士 2016年10月より引用