歯の着色の原因は?
こんにちは(^^♪
名古屋市北区の「こはるファミリー歯科」です。
新型コロナウイルスの感染拡大により毎日マスクをつけていることが多いとはいえ
外した時に歯に色がついていると気分も下がりますよね。
歯を磨いていても表面に着色がついてしまう・・・
着色を付きにくくするコツはないの?
とお困りの方も多いのではないでしょうか。
歯の表面は唾液由来の糖タンパク質を主成分とする「ペリクル」という
薄い膜で覆われています。
これは飲食物などに由来する色素を吸着する性質があるのです。
特にハブラシによる清掃が困難な部分では、歯の表面の微細な凹凸に色素が徐々に蓄積していくことによってステインの付着が起こります。
ステインの付着を起こしやすい飲食物にはポリフェノールの一種である
タンニンを含む赤ワイン、コーヒー、紅茶、緑茶、チョコレートなどが挙げられます。
他にもタバコに含まれるヤニ(タール)の沈着も着色が非常につきやすいです。
着色を防ぐコツの1つとして歯磨き粉の種類を美白系
(ステイン除去などを謳っているもの)にすることで
歯の着色抑制に一定の効果があるとされています。
歯磨き粉に含まれる清掃剤(研磨剤)が歯の表面の汚れを擦り落とします。
具体的には
・着色汚れの除去を助ける成分(ポリリン酸ナトリウムなど)
・着色汚れの付着を防ぐ成分(ラウロイルグルタミン酸ナトリウムなど)
が配合されている歯磨き粉を選んでみるとよいです。
もう1つは、先ほど挙げたような物を摂取した後に口をゆすぐか
お水を一口飲むだけでもつきにくくなります。
口の中の着色成分を洗い流すようなイメージです
しかし着色が強固な場合はご自宅での対応では取り切れない為、
歯科医院での専門的なお掃除をオススメします。
着色は虫歯や歯周病の原因になるわけではありませんが
見た目に大きな差がでます。
ぜひ参考にしてみてください♪